フォグエンジニア 霧のいけうち

[レポート]空冷式熱交換器の夏季における冷却能力の回復向け開発

更新:2016年3月11日

フォグによる冷却能力回復適用事例

空冷式熱交換器は、石油精製でのエアフィンクーラー、ボイラータービンの蒸気復水器、発電プラントのコンデンサなど大型のものから、エアコンやチラーの屋外機など身近なものまで様々な用途で古くから用いられている。いずれの場合も、ファン送風により空気を冷媒として、フィン多管型熱交換器の管内を流れる冷却対象流体(プロセス流体)を、気体の場合は液化させ、液体の場合は冷却させている。

この方式は空気が低温時には有効であるが、気温が上昇する夏場には、冷媒と対象流体との温度差が小さくなるため、冷却能力が低下する。近年は夏季の気温上昇が進んでいるため、冷却能力の回復が急務である。紹介する手法は、気相中にノズルからフォグ(微細な水粒子)を噴霧する方式で蒸発潜熱の利用を図っている。この方式は、新規設備においては、伝熱面積を小さくすることも可能で、設備費の低減が図れる。本報告では、冷却効率の最適化のために、ノズルからの噴霧などを、フィールド試験およびFluent を用いた解析にて検討したので報告する。

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